| 法事のつとめ方 |
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浄土真宗の年回法要(法事・仏事)は亡き人への追善供養ではなく、命日をご縁として故人を偲び経典をいただき 仏徳を讃嘆し仏恩をよろこぶ行事です。 ご法事をお念仏に遇う尊い聞法のご縁とさせていただきましょう。 ![]() |
| 法事の案内 |
法事をつとめるときは、先ず最初にお寺へ案内します。 最近は、法事を日曜日などにつとめる家庭が多くなりましたので、早めに住職と相談の上、日時を確定し、 その後親族などへ案内します。 ◎お寺にお参りしたら、先ず本堂へ上り仏さまへ礼拝します。そのあとでお寺の方へ挨拶し用件を申します。 |
| 法事の進行 |
法事のすすめ方は、自宅かお寺かで多少違ってきますし、所要時間もおつとめする住職や、 土地の仕来りなどで異なることがあります。 詳しくは、お手つぎのお寺にお聞き下さい。 参考までに標準的な一つの形式を、自宅でという前提で示してみましょう。 @参列者一同 着座 Aろうそく点燭・線香点火 施主 B法要開始の挨拶 C一同合掌・礼拝 D読経 ◯焼香 住職の指示に従い、読経中又は読経後に焼香します。 E法話 F御文章拝読 (一同、頭を下げて拝聴) G法要終了の挨拶 施主 ・・・この後、お斎に移ります。 ◯挨拶の文例 〈法要開始の挨拶〉 本日はお忙しいところおまいりいただき有り難うございます。 ただいまより、法名釈◯◯俗名◯◯◯◯の◯◯回忌の法要を◯◯寺ご住職よりつとめていただきます。 〈法要終了の挨拶〉 おかげさまで、法名釈◯◯・俗名◯◯◯◯の◯◯回忌の法要をつとめさせていただくことができました。 本日は誠に有り難うございました。 ・・・・・ご仏前やお供物へのお礼も言う・・・・・ 〈お斎での挨拶〉 これよりお斎をさしあげます。故人の思い出話などまじえて、どうぞごゆっくりお召し上がりください。 ◎食前の言葉 み仏と、みなさまのおかげにより、このご馳走をめぐまれました。 深くご恩を喜び、有り難くいただきます。 ◎食後の言葉 尊いお恵みにより、おいしくいただきました。 おかげで、ご馳走さまでした。 ※太字は全員で唱和する。 |
| 法事の心得 |
@お仏壇を荘厳します。お仏壇の清掃・仏具のお磨きをし、五具足など仏具の位置を整え、供物を備えます。 A香炉の灰をきれいに整え、あらかじめ香炭をいれておきます。香炭のない時は線香を半分に折り、代わりに使用します。 B昔は、法事のとき、施主は羽織・袴の正装でのぞむというしきたりがありましたが、最近では葬儀のとき以外は 正式な喪服を着用する人が少なくなりました。 しかし、施主はせめて略礼服に、参列者も略礼服、またはあまり派手にならない服装にしましょう。 C法事をはじめすべての仏事には、必ず念珠(数珠)を忘れないように、また門徒式章をかけるようにしましょう。 D法事にお参りしたら、最初に仏前に進み、焼香、合掌礼拝します。その後でご住職や家人、お参りの方々へ挨拶します。 E焼香は抹香を用います。しかし抹香のないときは線香を半分に折って、横にしてたきます。 F焼香のときは、りんを打ちません。りんは読経の時のみに用います。 |
| 住職の呼び方 |
宗派や地方によっては呼び方が違いますが、浄土真宗では普通、「ご院主さん」、「ご院家さん」、また一般的な呼び方としては、住職さん、お寺さんともいいます。 なお、和尚(浄土宗・禅宗)、方丈(禅宗)、法印(真言宗)などとは呼びません。 |
| 中陰とは |
中陰とは、命日から数えて四十九日の期間のことで、その間七日目ごとに仏事をつとめ、七十七日、四十九日を満中陰と いいます。 浄土真宗の門徒は、阿弥陀如来のお救いによって、この世の生命が終わると同時にお浄土へ往生し、仏になるのですから、追善の意味で仏事をつとめるのではありません。 如来さまに感謝し、亡き人の恩誼を偲びながらおつとめしましょう。 この七日・七日の中陰法要をご縁として、お念仏に生かされていく有り難さをお聞かせいただきたいものです。 |
《中陰と百ヵ日》 例
命日 4月10日 初七日 4月16日 命日を含めて七日目 二七日 4月23日 以後は丸七日ごと 三七日 4月30日 四七日 5月7日 初月忌 5月10日 つとめないところもある 五七日 5月14日 六七日 5月21日 七七日 5月28日 満中陰 百ヵ日 7月18日 命日を含めて百日目
《年回法要》 例
一周忌 死亡の翌年 三回忌 死亡の年を一と数える 七回忌 十三回忌 十七回忌 二十五回忌 三十三回忌 五十回忌 以後五十年ごとにつとめる
祥月命日 毎年の命日をいう 月忌 毎月の命日をいう 逮夜 命日の前夜をいう
| 御仏前・御布施の包み |
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お祝いごとや葬儀、年回などの仏事に包まれるご仏前や、お布施の袋は、一般的に紅白、白黒黄白の三色の水引に分かれます。 葬儀には、黒白又は銀を用い、中陰・年回法要には黄白又は黒白を用います。 仏前結婚式やお仏壇を新しく求めたときの入仏法要、お墓が建立されたときの建碑法要等のお布施やご仏前は、その家にとっておめでたいことですから、紅白又は金の水引を用いることもあります。 尚、僧侶へのお布施の包みには、「御布施」と書きます。 浄土真宗では(御経料)や(回向料)という言葉を使いませんので、表書きには書きません。 葬儀や法事などの包みには、「御仏前」、「御供」と書きます。 その外に「御香代」を包むところもあります。 ◎浄土真宗では「御霊前」ということばは用いません。 ◎熨のない包みを用います。 |